神経断裂!完全回復への道

尺骨神経断裂した私が完全回復するまでの軌跡を綴ります。 ケガ(神経が切れた)やしびれ・痛みや治療内容をブログ形式で細かく書いているので、尺骨・正中・橈骨(とうこつ)神経断裂や神経麻痺された方の参考になれれば幸いです。

治療

【治療費について】神経縫合の手術費は高いか?高額医療費とは?保険適用と保険対象外は?

2017/01/22

怪我から退院までの流れについては「【神経断裂に至るまで】風呂場で転倒事故発生!血が!救急車呼んで!」~「【神経断裂から入院まで】病院にて応急処置!一時帰宅後また病院へ」で書いています。

今回、予期せぬ事故で痛い出費でした。

掛かった費用を計算すると全部合わせて約8万円でした。でもお金は出て行っただけではありませんでした。

ここでは掛かった費用の内訳について紹介します。

一番掛かった費用は尺骨神経縫合手術

手術代 64,190円

「手術代」としてまとめましたが、手術だけで60000円かかったのではありません。また3割負担だったり高額医療費の申請をしたりしましたのでわかりづらくなっていますが、できるだけ分かりやすく内訳を公開したいと思います。

手術・入院費 内訳

【保険適用】

手術費   28万9,440円

麻酔    10万140円

包括診療料 24万4,910円

処置     1万2,000円

リハビリ     9,300円

初診料      5,320円

入院費等     2,950円

暖房料        900円

合計    66万4,960円

一見とても高くて目ん玉飛び出しそうになりますが、大丈夫です。

国民健康保険に入っているので、3割負担ですね。

66万4,960円×0.3=19万9,488円

約20万払わないといけない様に見えますが、さらに高額医療費のなんたらっていう制度があって

1か月の医療費が高額になると57,600円払うだけで済みます。(この額はその人の給料によって変わります。)

なので57,600円が掛かります。

さらにここで食事の料金を足します。食費は一応保険適用ですが、高額医療の対象ではありません。

なので食費 5,980円を57,600円に足すと

保険適用トータル 63,580円です。

【保険適用外】

保険対象外である項目が2つだけありました。1つ目は「おむつ代」でした。

手術のときに漏さない様にと履かされていたのです~。聞かされていませんでした、会計の時に知って恥ずかしくなりました。

もう一つが「病衣代」です。490円でした。

保険適用外トータル 610円です。

これで合計64,190円となります。

これに含まれていないものでテレビ代・冷蔵庫代合わせて3,000円くらいかかりました。

でもトータルは意外と掛からなかったし保険も出るので、個室にしたかったなーというのが本音です。そうしたら入院生活もだいぶ変わっていたでしょうね・・・。

個室もいいのですが、特別個室というのがあったのでそれにすれば、友達が来てもしゃべり放題、テレビの音量も常識の範囲内であれば夜中に見てもいいし、お風呂も入り放題でした。悔やまれます。

再診・リハビリは週に2回のペースで通った

リハビリが週に2回のペースで入っていました。

患者にリハビリを受けてさせている場合、どうやら2週間に1回診療しないといけない規則の様です。

医者的にには退院したら最初の2か月は2週間感覚で診察して、そこからは1か月の感覚で診察の予定だったみたいですが、私が「リハビリまだやめないで、もうちょっと続けたい」と言ったとき、医者がとても嫌な顔をしていました。

結局半年で21回通院して17,750円かかりました。

怪我して病院に運ばれた時の応急処置費は意外と安い

内訳は初診料7、690円、医学管理費等2,500円でトータル10、190円。3割負担で、応急処置費トータル3,060円でした。

安くないですか?こんなもんなのかなー。休日の医者を夜中にたたき起こしてきてもらって処置してもらったのにこんな安いんですね。市立だからですかね?よくわかりません!

支払い時期について

手術・入院費については退院するときに払わなくても大丈夫でした。

なぜその時じゃなくても良いのか。

それは高額医療費の申請がまだ済んでいなかったからです。

先に払うことも可能

でも退院の時に払うことも可能です。

払うとしたら、高額医療の申請がまだなので先に19万9,488円(手術入院費)+5,980円(食費)を払います。

後日、高額医療の許可が下りたら、払い過ぎた分が帰ってきます。{19万9,488円(手術入院費)+5,980円(食費)}-57,600円=147,868円が戻ります。

でもこれだと払い戻しの処理の書類が複雑だったり審査に時間が掛かったりするので面倒くさいんだそうです。

だから病院としても患者側としても、最終的に決まった額を払ったほうが処理が少なくて楽なんですね。

ということで、退院時に払わずに、高額医療の申請が終わったときに払いました。

支払い方法について

ちなみに支払いについてはクレジットカードでOKでした。まあ病院によるんでしょうけど、大きい病院だったら大体大丈夫ですよね。

クレジットカードで払うとポイントが付くので、現金で払うよりお得です。と言っても得するのは700円くらいですけどね。

ケガをしないことが一番!なのはわかっているけどさ・・・

医療費って結構かかるもんです。

ケガをしないことが一番!ってそりゃそうなんですけど、やむを得ない場合もありますからね、もしケガをしたときにどうやってお金を工面するのか、お得な制度は何かとか、対策を考えることは大事なことだと思います。

ちなみに私は医療保険に入っていたので今回の怪我でかなり保険金が出ました。保険って素晴らしい。

ということで「【保険について】医療保険に入っていたので保険金がたくさんもらえた話」に続きます。

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