【仕事について】上司に3週間休むことを伝える!神経断裂の仕事への影響
2017/01/22
「【神経断裂に至るまで】風呂場で転倒事故発生!血が!救急車呼んで!~」で神経を断裂した私ですが、入院も段々とこなれてきて「【入院生活について】おすすめの時間の使い方!」のように時間を有意義に使おう!と思うまでに気持ちの面で回復していきます。
ただ、入院生活は2週間ありましたが、その間もちろん仕事は休むことになります。
しかも本来はケガをした翌日から3日間の出張の予定でした。
怪我をして手術台で応急処置が終わったときにまず思ったのが、「あ、仕事やべっ!」でした。
上司にケガの報告をした話と、ケガによってどれだけ仕事へ影響したかの話をしていきたいと思います。
入院初日にすぐ上司に連絡
「【ケガについて】腕がジンジン!神経も筋肉も断裂していました!」でも言った通り、午前9時頃から入院しました。
日曜日であったため、すぐには上司には連絡せず、少し待つことにしました。
夕方くらいになり、1人の上司にメールと電話を入れ、もう1人の上司にも電話を入れました。
ケガをした話、ケガをした状況、傷の状態の話、今後の仕事や休みについての話をしました。
といっても10~15分程の電話でしたが、どちらの上司もまずはビックリした後に、かなり心配してくれました。当たり前かもしれませんが。
(後から聞いた話によると、私の声のテンションが死ぬんじゃないかってくらい低くて心配したとかなんとか。)
その後、ケガをした日の翌日からの予定であった出張に関しても上司がキャンセルの電話をしてくれました。それ以外にも私の分の仕事してくれたり、かなり助けてもらいました。
手術の翌日にお見舞いに来てくれる
手術が終わって次の日の午後一番にすぐにお見舞いに来てくれました。
心配して来てくれたのもありますし、私がいない間の仕事をどうするかって話もしないといけませんからね。
私以外にも患者さんがいる共同の病室でしたので、腕がジンジンするのをこらえて会話ルームみたいな広場の様なところに行きました。
上司2人と私は机をはさみ、椅子に座って話し始めました。
正直、私のケガの重大さがあまりわかっていないように感じます。感覚が戻らない可能性があるってことをまだはっきり理解していない様子・・・。
正中神経や動脈まで到達していたら手を切断しなければいけなかった話をした時には、「大げさだな、ププ」というような感じで、すごく嫌悪感を覚えました。でも普通ケガの知識なんてありませんし、何もわからない人はそう思ってもしょうがないかもしれません。
お医者さん説明して~!って感じでした。
ただ、仕事に関しては2週間でも、3週間でも休んでも仕事のほうは大丈夫だから、しっかり休養をとって!という頼もしいお言葉をいただきありがたかったです。
ということで、2週間入院、それから1週間自宅療養。計3週間のお休みを頂くことになりました。
私の仕事とは
私は事務職員をやっています。基本時には事務所の中にいて、パソコンの前に座ってひたすらデータを入力しています。
2週間に1度くらい車で2時間くらいの場所に外勤する事がありますが、2月3月はもっと頻度が少なくなります。
就業時間は朝9時から17時までの7時間労働、土日祝休みの優良企業です。残業はほぼありません。
この仕事を始めてからマル6年がたちますが、未熟なところもたくさんあり、まだ日々精進です。
出張の内容とは
私は地方(田舎)に住んでいるのですが、年に1回東京へ会議に出席します。
会議は7時間くらい行われますが、メインは夜の懇親会です。他の支店の仲間たちと久々の再開を祝して飲み明かします。
滅多にない東京出張なので楽しみにしていたので、非常に残念でした。
私がいない間の仕事について
上司の1人が私の仕事をすべてやってくれました。
といっても2月3月の冬の時期は対してやることがなく、1年で一番暇な時期でした。言い方が悪いですが、良いタイミングでケガをしたと思います。
職員の数は私を含めて5人しかおらず、少人数の職場です。少人数の場合1人ひとりに当たる仕事の重みが増えますが、上司が私の仕事を昔やっていたことがあったので何とかカバーしてもらえました。
復帰直後の仕事について
基本的にはパソコンの前に座ってキーボードをカタカタさせているだけでいいのですが、頻繁にはありませんが「お客さん相手に字を書く」場面もあります。
ある時緊急で私が接客しないといけない時があったのですが、右手で無理やり字を書き、やり過ごしました。
また事務所の机を新しいものに入れ替えるタイミングともかぶってしまいました。
重いものを持つと再断裂の可能性があると言われていた私は、見物人と化しました。何もできない自分に、やるせない気持ちが溢れ出てくるのでした。
基本的にはケガをした右手は使わない様に左手でカバーしつつ、無理な動きをしないように心掛けます。
物理的な衝撃にも対策としては、アームカバーを装着していました。
アームカバーをすると、物理的な衝撃から守ってくれる事以外にも動きを補助してくれるというメリットがあります。
ただ、職場復帰の最初の1週間は腕は固定されて包帯でぐるぐる巻きでしたので、固定が取れてからアームカバーをしました。
ケガによる仕事への影響について
ケガによって仕事がはかどらないことがありました。以下の3つが主です。
字がうまく書けない
ケガをした右手で書けないことはないのですが、机と手の接地面が感覚がないため、手がぐらつき、字がふにゃふにゃになってしまいます。この感覚はなかなか説明しづらく、手の小指側に粘土を張り付けた状態で字を書くイメージです。
後にこれの対策となる書き方を習得します。
メモ程度で汚くてもいいのでしたら、素早く書くことができましたので問題はありませんでした。
やはり丁寧に書くとなるとケガした手だと無理なので左手で字を書く練習を始める事を決めます。
パソコンがうまく打てない
小指の感覚が全くありません。また、指と指の間を開くことができません。
指の間が開かない事でタイプミスは大幅に増えてしまいましたが、手全体の横移動を行うことでカバーすることができました。
しかし、小指の感覚がないと小指でタイピングすることができません。一切できません。ゼロです。
パソコン好きだった私はそれはかなりショッキングな事実でした。
「0、-、p、@、;、:、・」や右側の「Shift」は小指で一切押せなくなりました。
⇒「薬指でカバーできるように訓練します。」
握力がない
ケガした右手の握力は15程まで下がりました。(もとは45くらいありました。)
握力の大事さがよくわかったのですが、ケガする前の感覚で物を持つと落としてしまいます。手全体の握力の低下よりも指先の握力の低下を感じました。
右手で持たないで左手で持つようにする作戦をとったのですが、それでは右手がどんどん衰退してしまいます。右手も使いつつ左手でカバーする作戦をとるべきでした。
とはいっても、仕事の場面では中々そんなこと言ってられません。
上司の私のケガに対する理解について
お見舞いに来てくれた時の、「大げさだな」という発言を除けばかなり理解のある上司です。
休みも有給休暇でまかなって、足りない分は何とか調整してくれました。
仕事復帰後もリハビリや診察のために社長出勤したり早退させてもらったりしていました。
また、こまめに私の腕の状態を聞いてくれたり、精神衛生上のことを気にしてくれました。
いい職場に、いい上司に巡り合えたと思っています。
続きます。
⇒「【治療費について】神経縫合の手術費は高いか?保険対象外の項目について」