【術後1か月まで】一か月たって大きな変化は特にないが、抜糸してからのお風呂は最高!
2017/01/22
術後1か月までの間に日記を綴っていましたので公開します。
術後14日目
今日で術後2週間が経つが、手の状態は手術直後とたいして変わらない気がする。
しびれは相変わらず薬指半分から小指全部まであるが、術後数日にあった手全体のしびれはなくなった気がする。傷口が圧迫されて手がパンパンになるような感覚も少なくなったような気がする。
その代わり、というか、新たにはっきりと感じるようになったのは知覚がないはずの小指と手刀(?)の部分がジンジン傷む。
なんて説明していいかわからないが、偏頭痛みたいな。いつくるかわからないジンジンガンガンする痛み。ほんと偏頭痛。結構嫌だ。
右手はお風呂にしばらく入っていないので、明日の診察で抜糸okになってはやくきれいに洗いたいな。
退院して自宅で数日過ごして書いた日記です。この頃は常時痛みを感じていて、その痛さを偏頭痛と表現しています。
「ズキン」とくるのが20秒に1回だったり、1分に1回だったりするので、いつ来るんだ…と、いつも痛さにおびえていました。
夜寝るときの体勢はこれまでは仰向けが多かったのですが、横になって寝る事が多くなりました。
退院後はお風呂に毎日入ることができたので、妻にビニール袋を右手に巻いてもらってシャワーを浴びていました。
水に濡れないように気をつけなくてはいけないので、完全にリラックスはできませんでしたが、スッキリするのでオッケーでした。
ビニール巻くのは結構手間でしたので、待望の抜糸です。
術後15日目
術後15日目。
病院に行き、傷を見てもらった。
退院から一週間。外傷はイイ感じ。
抜糸を行った。縫った神経がほどけない様に安静にするのは絶対条件であるが腕の固定は解除された。これでお風呂にも入っていいと!!やたーー
ただ、寝るときは固定を付けてくださいとのことであった。
確かに寝てる時はどんな格好するかわからないもんね~。
手は相変わらずジンジン~。こぶしをギュッとしたら、結構深く握れる。ちょっとずつ良くなってる気がして嬉しいな。
無事抜糸することができた。
腕は伸ばして固定していました。ごっつい物で固定していたので服を着るのもひと苦労でした。なので腕の固定の解除は生活が大きく変わります。
寝るときは固定するんですが、固定があったほうが案視して眠ることができました。
固定していないと変な体勢をとって神経再断裂しても嫌なので…。
この頃はこぶしを握ることができませんでした。というのも、小指の第1関節が思うように曲がらなかったからです。
7か月経つと、小指は常に曲がった状態になるんですけどね。この頃はまっすぐな小指が曲がんなくてどうしようと心配してました。
術後16日目
手が。。。。。
いたぁーーーーい。
感覚ないのに感覚があるような感じで小指が痛い。
なんて説明していいかわからないのでこの痛みを絵に描いて表してみた。
誰かに指を曲げられているような痛みが継続的にあって、つらいぜ。まじで。
歯が虫歯で痛んで夜眠れない感じに似てる!
あーいてー助けてくれー寝よーかな
かなり痛かったです。痛みの度合いがMAX100のうちの70くらいの痛みが断続的に来るイメージです。
小指に感覚がないのに、まるで小指がへし折られているような感覚はなかなか味わえない体験でした。
もう寝るしかありません。
術後23日目
昨日術後三週ということで診察を受けてきた。
腕の傷はほぼ完全に治った。あとは中身だ。
腕の曲げ伸ばしがまだ完全に戻らない。
伸ばすことはできるが(伸ばして固定していたから)曲げることができないのだ。なのでご飯も食べることができない。とりあえず左手で食べるように訓練したので大丈夫だが。
先生は、「今からは、肘をうごかす期間です。できる限り動かしてください」といっている。ただ、重たいものをもったり負荷をかけたりはしてはいけないみたい。
指の知覚については全く無い。そこは何も変わらず。はやく戻ってきてほしいものである。
そして、手が痛い。指が痛いのかどこが痛いのか感覚的には小指が痛いのだが、よくわからない。とりあえず歯の痛みのようにジーンジンするのだ。
先生の提案で、リハビリをすることにした。腕を動かすリハビリである。今日、そのリハビリを受けてきたのだが少しだけ良くなったような。曲がるようになったような。モミモミマッサージされて、曲げての繰り返し。週に2回行うこととなった。
とりあえず、昨日から職場復帰した。ずっと仕事していなかったので結構つらいもんだ。家に帰って犬と遊んで癒されて早めに寝よう。
腕の関節が固定されてしまっていたので、このまま固定されて動かなかったら嫌でした。しかし結局は腕の関節については3か月経過時点で完全に治りました。
手の痛みについては相変わらずでした。
リハビリで通院することになります。妻は仕事で家にいないので、私が自分で車を運転して病院に行っていました。右手はハンドルに添えてはいましたが、実質片手運転でしたので厳密にいうとアウトなんでしょうけどね。
「【リハビリについて】回復を促すためのものではなく、感覚が戻った時のためのもの」でも言っていますが、いいリハビリの先生に当たってよかったです。気持ちの面でも安定しました。
そして仕事に復帰しました。
私の仕事は「【仕事について】上司に3週間休むことを伝える!神経断裂の仕事への影響」でも書いてあります通り、事務仕事です。
ほとんど机に座っているのですが、ずっと座っていると腕に血が溜まってきて痛みを感じました。なので自分でマッサージしたり、別室で休ませてもらったりしていました。
ご飯を食べるときに、どうしても怪我した右手を使って食べる事ができなかったので左手を使っていましたが、この段階ではまだ練習中といったところでした。
術後1か月
手術から一か月がたってあっという間だなと思った。
徐々に腕は曲がりだした。だが突っ張ってる感じはまだまだある。
指の感覚は相変わらずない。でも相変わらず指がびりびりする感覚だけある。
小指は全く感覚がないが薬指は半分。
感覚があるかないかのキワのところは敏感になっていて、痛くないのに刺激を受けたら痛いと感じてしまったりする。
先生によるとやはり指は冷やしたらよくないから、血の巡りをよくするために常に温めるようにした方がいいということで、そういわれてからお風呂に毎日入るようになった。
お風呂に入っている間は指がじんじんする感覚が弱まったからだ。
普段はジンジン寝るときも夜中も朝もジンジン。かなりいたい。湯船につかると温まり腕のストレッチにも効果があるのでよくやった。徐々に右手が曲がりはじめご飯が食べられるようになった。
痛みについては「【ケガの痛みについて】一番のピークは神経断裂後2、3週間まで」でも語っています。
神経のためにも腕や手を温めることはいいことなので、お風呂に入る事を重視していました。
実際に手の痛みも緩和されます。
右手でハシを一応使うことができています。ケガ前とはハシの持ち方は違うのですが、器用に扱っていました。
右手も左手もどちらも練習するようにしていました。
しかし5か月目くらいから段々と右手ではハシが持てなってきて左手にシフトしていきます。
続きます。
⇒「【術後3か月】感覚も運動能力も全く戻らない。それでもやりたい事が見つかったから良い気もする。」