神経断裂!完全回復への道

尺骨神経断裂した私が完全回復するまでの軌跡を綴ります。 ケガ(神経が切れた)やしびれ・痛みや治療内容をブログ形式で細かく書いているので、尺骨・正中・橈骨(とうこつ)神経断裂や神経麻痺された方の参考になれれば幸いです。

字について 術後の経過

【字を書くという事】左手でもうまくかけるようになってきました

2017/05/07

私は利き腕である右手の尺骨神経を断裂したため、本来右手で行っていた色々な事に支障が出ています。

今回取り上げる「字を書く事」は生きていくうえでかなり必要で、かつ、ほとんどの人が行っている事の1つであります。

病院の受付をするにしても保険の手続きをするにしても、大体書類が出てきて、私がそれを記入しなくてはいけません。

字を書く事について色々と考えて、考察してみましたので、どうぞご覧ください。

手術直後の右手の状況

2月7日に尺骨神経縫合手術を行いましたが、次の日の8日からは腕の痛みはありましたが、普通(?)に生活していました。

というのも、初めの3日くらいはベッドの上にいてスマホや本を見ていることが多かったのですが、だんだん慣れてくると昼間は病院の中を歩き回るようになりました。

【入院生活について】おすすめの時間の使い方!」で触れましたが、病院内のセブンイレブンの正面の広場の様なところにテーブルと椅子が置いてあって、しかもWi-Fiが飛んでいるという好条件であったので、後半戦はほとんどそこにいた気がします。

腕の状況についてですが、伸ばして固定されて包帯でぐるぐる巻きの状態です。痛みは常にある感じでしたが、痛くて眠れないほどではなかったです。

固定されているので右手で物を食べることもできないし、顔を洗うこともできませんでしたのでほとんど左手で行いました。

この状況は退院してからも続きましたので(固定を外したのが術後3週目から)、字を書く事含め、左手を使って物事を行うことに少し慣れてきます。

術後3日目くらいで字を書いてみた

伸ばして固定されている右手は使いづらいのですが、初めのうちは左手で書いても全くうまくいかないので、結構右を使っていました。

ちなみに左手で頑張って書いたのはこれです。

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書きにくい理由

怪我した右手で字を書こうとすると非常に書きにくいです。

その書きにくい理由について説明していきます。

伸ばして固定されている

前述しましたが、腕が固定されているので腕ごと動かさないといけないし、伸ばしているので顔から遠くて書きづらいです。

握力がない

ペンを握る力がビックリするほどありません。しっかり握れないと字もふにゃふにゃになってしまいました。

ちなみに握力を図ったら元々45kgあった握力が15kgに下がっていました。これはショックでした。

特に指先の握力に衰えを感じました。

右手の小指側の感覚がない

手の感覚がなくまるで粘土が付いているかの様.

イラストの黄色く塗られた部分の感覚がないため、字を書いていると、手と机が接触しているかどうかもよく分からないです。

この感覚を無理やり例えてみると、スライムのうえに手を置いて字を書いているような感じです。安定感がないため、字がふにゃふにゃになったり思うようにペンが動かなかったりします。

正直こんなんじゃ字どころか絵も描けないし、なんにもできないYO!テンションがた落ちです。

しかし右手で書くテクニックを考えたのだ

安定感がない右手でしたが、何回も書いているうちに自然とフォームができてきました。

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薬指が出ていますが、こうすることによって感覚がある部分が机と接することができます。すると机との距離感が図れますので字が安定するようになります。

ただ、このやり方も完ぺきではないので、やはり字は左手で書くように練習するのが一番いいでしょう。

利き腕じゃない方の字を書く練習の仕方

ハッキリ言うと、練習の方法や、コツなんてものはありません。

ただただ「書く」しかありません。

私の場合は入院中に競馬をやっておりましたので、馬の名前をノートに書きだして予想をしていました。

まあこれが唯一のポイントかも知れません。

字を練習する際は、意味のない文字列を書いていくのではなく、自分の好きな事をノートに綴っていけば少しはやる気が出るのではないかと思います。

こんなことを書いて練習した!

意味のない文字の羅列ではなく、いったい何を書いて字を練習したのかを発表します!くだらないですが!笑

池上彰さんの経済の本を読んで

友人がお見舞いに来てくれた時に池上彰の経済の本を持ってきてくれました。

私はあまり経済学に興味はなかったので読みたくなかったのですが、友人がおすすめするのでしょうがなく読んでみることにしました。

すると意外とおもしろくすらすら読めるではないでしょうか。まるで自分が博識ある人にでもなったかのようです。

その勢いのまま、なぜかノートにまとめだしたのですが、すぐ終わっています。

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 ポイントサイトにはまる

ネットで稼ぐ方法はないかと考えていたところ、興味深いものに出くわしました。

それがポイントサイトです。ミニゲームや無料登録やクレジットカードを作成するだけでポイントがたまっていきます。

私が使っていたサイトはげん玉ですが、最初はどこのポイントサイトもどーせお金なんて稼げないんでしょ、と思っていましたが、意外と仕組みがちゃんとしていました。

私が使っていたポイントサイトはげん玉というサイトで、3万円くらいは頑張って稼いだのですが、すぐやめちゃいました。

その時のメモです。なにやらまとめていますね。笑

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競馬を予想!

インターネット銀行を開設したらスマホで競馬が予想できるので、登録してやってみることにしました。

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これもそんなに長く続きませんでした。(というかハマりかけてしまったので、頑張ってやめました。笑)

トータル15万くらい負けたので、もう競馬をやる事はないでしょう。笑

仕事中はケースバイケース

練習の甲斐あって、左右両方ともある程度は字を書く事ができます。

右手は、字のきれいさが必要なく早く書く事を求められているときに使います。

左手に関しては、ファイルにタイトルを書いたり、仕事の書類を書いたりする場合に使います。ゆっくりかけば比較的綺麗に書けるようになりましたので重宝しています。

ただやはりまだまだだな、と感じますのでこれからもっと練習が必要です。まあ6か月しかたっていないので、1年2年かけて左手を使っていけばいい所まで行けるのではないでしょうか。

また、左手を意識的に使うと脳が刺激されているような気がして、そのうち何かに目覚めるんではないか!?なんて酷い妄想をしています。笑

目覚める方向がプラスのことだったらいいんですがね。

現在の状況

現在、術後8か月目に突入かというところですが、仕事でもちょこちょこ字を書いているのである程度は書けるようになりました。

それなりの丁寧さとスピードがありますので、今のところ満足しています。

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そのうち動画にて現在の状況を公開しようかと思っています。

今後は

もっともっと左手がうまくなればいいなと思っています。

うまくなった頃に右手の感覚が戻ってきて右もリハビリで書けるように戻って、私結局両手で書けます!みたいな。

まあ、なるようになると思っています。

では。

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