【感覚について】痛点チェック!痛みの境界線をマジックで書く!
2017/01/22
朝目覚めたら手がしびれて全く動かないなんてことが今までにありませんでしたか?
私の場合寝相が悪くて、よく手がしびれて腕の感覚が全くない状態で起きました。その時の腕は触ってもつねっても、恐らく熱湯をかけても何も感じないです。
神経断裂した私の小指等の尺骨神経が支配していた腕の部分は、まさにそんな感じです。
しかし現在(8か月経過)は感覚が戻ってきました。たぶんですけどね。
ケガ直後から8か月経過までの感覚の変化を綴っていきます。
断裂直後
抜糸が終わってシャワーを浴びた際、まるで右手側に壁があるかのように感じました。
というのもシャワーに対して小指側を向けて横に立った時、シャワーの粒が感覚のない部分に当たるため、障害物にシャワーが遮断されてシャワーがかかっていないような感覚です。
この状態はしばらく続きます。しだいに感覚がないことも慣れていきます。
3か月
術後から状態は一切変わりません。気持ち的にはほぼ諦めの部分がありました。
そんな時急に思い立ったことありました。ちょっと実験的に痛点をチェックしてみよう!つまり先のトガったペンでつんつんして痛さを感じる・感じないの境目にマジックで点を打っていきました。
何か月後かにももう一回調査して、このときの境界線との違いを見れば、気持ちの切り替えができると思いました。
例えば境界線が動いて感覚がある部分が増えていたら嬉しいですし、全く変わっていなかったら「治る見込みがないんじゃないか?」と考え、「治るのでは」という期待する気持ちを変える事ができるのではないかと考えました。
手の平側
薬指は感覚が半分あって半分ありません。
手の甲側
好奇心でやってみたことでありましたが、なかなか興味深い結果でした。
神経の本などでは尺骨神経が支配している部分が書いてあるため、この様になるとは誰しも予想はできるものの、実際に試した写真とかは無いので貴重なのでは?
まっすぐだったりジグザグしたりしているのが面白いですね。
半年検診
先生につねられても全く分かりませんでした。めちゃ爪を立たせて一生懸命つねってましたね、先生。
傷口を軽くトントンたたくと、小指のほうまでビーン!と神経が張るような、ピリピリするような感じはありました。
ここで「【術後半年】治りが遅い?神経再断裂の可能性?!」でも紹介した通りMRIを受けたりしました。治りが悪いから断裂してるんじゃね?と疑われたってことです。
7か月
7か月がたち、ふとした瞬間に冷たさを感じ始めます。
術後は全くをもって感じたことはありませんでしたが、この頃になって冷たいものに触れたときに、あれ?気のせいかなー?くらいに思っていました。最初はあまり気にしていませんでしたが、「あ、これ・・・もしかして!」なんて風に思うようになって、色々と実験したんです。実験と言っても目をつむって冷たいもの感覚がない部分に付けたり,離したりするだけですが。
それで判明しました。よくなっているのでは!と。
8か月
冷たいものに触れたときにはジワーっと冷たいんだか温かいんだかわかりませんが何かを感じます。また、触ったり物にぶつかったときにはかなりピリピリします。
感覚があるorないの境界線の部分はケガ直後から敏感で痛くもない刺激を痛いと判断してしまう事はありましたが、現在は感覚がなかった部分が全体的にその状態です。
つまり半年検診のときに医者につねられたら全く痛くなかった部分が、今つねると痛さを感じます。
ペンでつんつんして痛点チェックを試みるも・・・
全体的にジンジンしてます。
表面の感覚が戻ったわけではないのですが、より表面に近い、皮膚の中の部分が感覚を取り戻している感じです。
とても表現しづらいのですが、てっきり感覚が戻るときって、感覚がある部分が面としてジワジワ増えていくもんだと思っていましたけど、量的に戻ってくるんですね。
つまりペンで痛点をチェックしようと思っても、どこツンツンしても痛いって話です。しかも敏感になっていますし。
まあいいことなんでしょうかね。
もちろん何かに触れたときはそれが何かも分からないくらい、かなり感覚は鈍いですが。しかも小指に関しては”ゼロ”です、何も感じません。
また数か月したら変化があるかもしれないので斯うご期待!