神経断裂!完全回復への道

尺骨神経断裂した私が完全回復するまでの軌跡を綴ります。 ケガ(神経が切れた)やしびれ・痛みや治療内容をブログ形式で細かく書いているので、尺骨・正中・橈骨(とうこつ)神経断裂や神経麻痺された方の参考になれれば幸いです。

ケガについて 運動

【スポーツ(運動)について】いつからどんな運動をしていいのか。

2017/01/22

神経断裂して手術でつなげた後、どのくらいたったら運動していいのでしょうか。

激しい運動をしたら再断裂っていう可能性だってあるし、もしかしたら治りが悪くなるのかもしれません。回復に向けて必要な運動とは、反対に間違った運動とは一体何なのか考えていきましょう。

運動はどのくらい経ってからスタートさせたか

2月頭に怪我をしてから最初のまる2ヶ月は、基本的には重いものを持たないように毎日を過ごしていました。再断裂の恐れがあるからです。なので運動も一切していません。絶対安静が必要だと思いますし、医者からも言われました。

ランニングを始める

4月末から1か月半の間、ランニングをしました。距離は多い日で8キロ、少ない日で2キロ、平均1日5キロくらいでした。ダイエットも兼ねてのランニングでした(いぬの散歩も兼ねて笑)。

今までにランニングをしたことがないわけではありませんが、1か月半もの間平均5キロを走ったのは初めてです。

続かせようと思って道具からそろえる作戦が成功したのだと思います。

ちなみにアスファルトの上を走ると膝に負担がかかると言われていますので、できるだけショックを吸収するようなランニングシューズを選びました。

これです。

 

ランニングシューズは初めてだったのですが、性能にマジで感動しました。

  • 軽い
  • ショック吸収
  • なんやかんやで走りやすい

まあ、あえて悪い点をいうとすれば白のランニングシューズ買ってしまったので汚れが目立つってことですかね。

まあ見た目はいろいろなシューズあるから何とかなりますね。

やっぱ性能ですよ、こんだけ走りやすいと靴を履くのも楽しみになるレベルです。ランニングを始めるのであれば形から入るのも大事です!

キャッチボールを始める

もともとキャッチボール(というか私のピッチング練習)が好きで、毎週日曜日早朝に友達と一緒に遊んでいました。ちなみに硬球です。

野球部に入っていたわけではありませんが、親父の影響でピッチャーだけやっていました。

キャッチボールは基本硬球で、最大球速は120km/hでした。まあ素人にしては早い方かなと思います。

3月末に2回ほど日曜日早朝キャッチボールを実行したのですが、さすがにケガした右手で投げるのは怖かったので、左利き用のグローブをわざわざ購入して左投げの練習をしました。

 

 

 

左でとりあえず100キロ越えを目指しましたが、これがなかなか思うようにいかず(ていうか普通に投げるのもままならない感じ)、すぐ諦めてしまいました。

6月末には職場の後輩を無理やり誘って昼休みにキャッチボールを5回ほどやりました。

このときはケガした右手を使いました。

思い切り投げ込んだ結果、人差し指と親指の間の筋肉が炎症を起こしましたが、何もしなかったらどんどん衰退している筋肉であったため希望の光が見えた気がしました。

筋トレでもなかなか鍛えられない筋肉なので、毎日投げ込める環境があれば筋肉をキープすることができます!!

ジムに行き始める

7月17日からジムデビューも果たしました。

今まで行ったことがなかったのですが、ランニングだと天気が悪くて中止になり予定が狂ったりアスファルトによる膝へのダメージの影響でジムでのトレーニングを決めました!

怪我してから5か月たっていたので大体の動きはできます。

ランニングから始まって、筋トレ(腹筋・背筋・ベンチプレスなどの胸筋・肩の筋肉)、そしてバイク、水泳を行っています。

1週間に1回ジム自体に休みがあるため、休息をとることにしていますが、それ以外の6日間はほぼ毎日行っています。少しでもいいので毎日コツコツを心掛けています。

ジム一回のトレーニング内容は

  • ランニング5km
  • バイク30km
  • 筋トレ腹筋背筋ベンチプレスなどそれぞれ50回ずつ
  • 水泳500m~1km

大体こんな感じです。

今も続いています。[9月25日現在]

ちなみにジムも形から入りました

 

 

 

大分慣れてきて、自分のパターンができてきました。私は細マッチョを目標に頑張っていますが、まずは続けることを目標にしてやってみてもいいかもしれませんね。

注意点として

怪我をしてから、前述したようにいくつかの運動を行ってきましたが、その中で感じた事~運動の注意点~について説明します。

ランニングに関して

ランニングする場合、転倒しないように気を付けましょう。ケガした手を地面についたときに再断裂する可能性があります。

また、走っていたら小指が冷えてくる場合があります。走ったら体が暖まって指も暖かくなると思ったら逆なんですよね。

気温が高くないのはかなり影響はしていますが、やはり体の末端は冷えてしまいます。(もともと感覚ない部分は冷たくなっちゃっているのがさらに冷たくなっちゃうという意味です。)

キャッチボールに関して

怪我した方の腕で投げることはなるべく避けた方がいいでしょう。再断裂の可能性が高くなります。

もし思い切り投げたいのであれば、半年はあけてからのほうがいいでしょうね。

まあ一番いいのはぶっちゃけ投げない事ですね。違う運動しましょ!

ジムに関して

色々な運動ができるのでお勧めです。

ただ、私が行っているジムは「いつでも何回でも行ってもいい」コースで月に11,000円かかります。割高ですかね?

不便だなと思った点は、ベンチプレスなどをやるときに、感覚マヒしている小指が曲がっちゃっているのでうまく掴めないところです。もう片方の手で指が曲がらない様に棒を包み込むように握らせてあげます。

周りの人から見たらこの人なんで・・・?って思われているかもしれませんが、そんなの気にしません。

水泳でクロールする際には、手で水をうまくかけないことに気づきました。薬指と小指の間から水がスカスカ抜けるような感じです。

まあでもしょうがないですよね、運動感覚もなくて閉じないんですからね。泳ぎに支障が出るほどのものではありませんので気にせず続けましょう!

最後に

結局のところ、どんな運動がケガにいいのか、どのくらい間運動しない方がいいのかの結論を出しているわけではないのですが、私の術後の運動歴?を参考にしてもらえればと思うんです。

 

これはケガをしてもしなくても同じことがいえるのですが、人間の体にとって運動は大事で、やるに越したことはありません。

自分に合った運動を探し、続けることがさらに大事なことだと思っていますので、まずは何でもやってみることをお勧めします。

人生挑戦です。

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