【術後2年】もう検診に行くのはやめることにしました。
2019/03/24
手術から2年、前回の検診「【術後1年半】もうこれ以上、神経は回復しないかもしれないです。」から半年が経過しました。
手の状態は正直なところ1年経過時と全くと言っていいほど変わっていません。
検診内容と手の状態について、それと今後の事について書いていこうと思います。
2年検診の内容
もう惰性でおこなっているだけの検診なので大して意味は無いのですが、医師とどんなやり取りが行われたかを綴っておきます。
初っ端の医師の発言が「左手だっけ?右手だっけ?」と聞いてくる時点でやる気がないのがガンガン伝わってきます。
尺骨神経断裂患者へのチェック
まずは手の状態をチェックします。
恐らくこれは尺骨神経断裂患者へのチェックの代表的なものなんだと思います。
- 小指を伸ばせるかチェック
- 親指の根元の力をチェック
- 小指と薬指の第一関節の動きをチェック
以上の3点をそれぞれ10~20秒くらいかけてみてもらいました。
小指を伸ばせるか
小指を伸ばせるかのチェックは手をパーにするだけです。
といってもちゃんと小指は伸びないのですが、医師は「おお、結構いくね~」などと言います。
「【術後1年】1年検診の様子と手の状態や私の状況についてまとめます。」でも書きましたが、基本的には小指は伸びませんし、無理やり伸ばしても沿ったような感じになります。
手の平が上を向いているか下を向いているか、手首が曲がっているか等によっても小指の状態は変わってきます。他の指や小指に力を入れた時なんかは折れ曲がって縮こまってしまいます。治ってきてるとは言い難いです。
親指の根元の力
親指の根元を付けて、医師がそれを離そうとするのにどれだけ反発できるかを調べます。
これはそれなりにできますが、でも普段の生活では不便を感じます。
例えばお皿のフチをスポンジで洗っているときなんかは親指と手で挟んでキュッキュッっとやると思うのですが、なかなか力が入らずうまくいきません。
小指と薬指の第一関節の動き
医師が薬指と小指の第二関節を押さえ、その状態で第一関節を曲げます。
これは比較的力強く動いているように感じます。
以上医師によるチェックでした。
検診はおわりにする
手の動きのチェックが終わったら、やっと本題に移ります。
医師が言ったことをまとめると以下です。
- 医療的にはやる事はもうない。
- 神経はわからない部分が多いので、今後どうなるかは全く分からない。
- 回復が芳しい(見られるであろう)時期は過ぎてしまった。
- 最初は神経が切れていたわけで、今の状況は当時に比べれば少なからず回復はしている。
- しばらく様子を見て頂くということで検診はもう大丈夫。
という感じで、医師はもうやれることはないから検診こなくていいですよ~、と言おうとしています。
ただハッキリ言って逆上されても困るから言葉を選びながらしゃべっているな、と伝わってきました。
まあでも、ごもっともだと思います。
今の状況で、医師が何かをやったり言ったりしたところで、回復には全く影響しません。
私の方も完全に諦めていますので、「わかりました。ありがとうございました。」と一言お礼し、診察室を出ました。
診察時間は5分、ちなみに待ち時間は2時間程でした・・・。
今後の事
怪我をして2年、ブログを書いて回復の過程を綴ってきましたが、思ったより回復せず少し残念です。
もしかしたらまだ回復するかもしれませんが、とりあえずはこれ以上期待はせずに、のんびり過ごしていこうと思います。
ふさぎ込んで生活しても精神衛生上よろしくないでしょうし、人生良いこと悪いこと、そりゃたくさんあります。
せっかくの人生もっといろんなこと挑戦していかなきゃ損だと思いますので、私はこれからどんどん前向きに過ごしていこうと思います。
一応今後について詳しく書いたので、もしよかったらご覧ください。
※追記
3年経過の記事も書いたのでご覧いただけたら嬉しいです。
⇒「【術後3年】神経断裂後の手の状態と今熱中していることについて」